HOME > エイテックスの強み > 独特な商品 > シリコンライトα・ディフューザタイプ開発エピソード

シリコンライトα・ディフューザタイプ開発エピソード

シリコンライトα・ディフューザタイプ 2014年8月

1.開発の背景

 

LEDを光源とする蛍光灯やダウンライト、電球などのLED照明が一般家庭や店舗で普通に使われるようになってきました。当初、これらのLED照明は明るさが不十分で価格も高かった為、従来の照明に負けない明るさや低価格が強く要望されてきました。LED照明の普及が進み、明るさや価格が市場ニーズに近くなってくると、次に光の質を求めるようになってきました。LED照明は輝度の高いLEDチップを数多く並べたものですから、チップの光が直接目に触れると、人はギラギラした光(グレアな光)に不快感を覚え次第に疲労感が出てきます。もっと自然光に近いやわらかな光をLED照明に対し要求するようになってきました。長尺で曲がるテープライトやシリコンライトαは、寿命が長く施工が容易なため、間接照明や建築照明などに使われてきましたが、これらの商品に於いてもLEDの光の粒々が見えないノングレアな光が要求されるようになってきました。

 

2.実現への取り組み

 

グレアを消す方法としては、光拡散材を混ぜたプラスティック(光拡散プラスティック)をLEDの光射出面から少し距離を置いたところに配置し、LED光のスポットをぼかす方法が一般的です。LED蛍光灯やLED電球など、形状がコンパクトで外形形状が決まっている照明ではそういった方法が使えます。しかし、テープライトやシリコンライトαの様に曲げ自在で形が変わるLED照明に対しては、曲がりにくい光拡散プラスティックは使えません。

解決方法としては、光拡散プラスティックの代わりに柔軟性のある透明エポキシに光拡散材を混ぜたものを使う方法があります。この材料は柔軟性がありますから曲げに対しては問題ないのですが、透明なエポキシは一般的に耐候性が劣り、長時間使用で変色したりクラックがはいったりする欠点があります。照明の場合この問題は深刻です。なぜなら変色は光の透過率を劣化させLED光放出を妨げる最大原因となり、クラックは防水性劣化の原因となると共に光透過率劣化の原因となるからです。照明器具において光源部にクラックや変色が一旦発生するともう照明材料としては使えません。また、透明エポキシは自己消火型の材料ではない為、建設資材には不向きという側面もあります。

柔軟性があり、光拡散効果があり、対候性・難燃性に優れている材料はなかなかありません。

エイテックスは材料メーカーとの共同開発により、これらの問題を解決する新材料を開発し、このたび商品化を実現しました。

 

3.応用

 

LEDの粒々が見えない長尺ライン照明が出来ると、応用範囲は非常に大きく広がります。

まず、従来のLED照明はLED光の粒々がギラギラする為それを隠す施工(間接照明)をしていましたが、ギラギラがないのでその必要はありません。隠さないというより、もっと積極的にLEDのラインを直接見せて、インパクトのある美しい光のデザインをするという発想が出てきます。

ネオン全盛の時代ではネオンの直接光をそのまま見せる施工が一般的でした。例えば建物のアウトライン照明、壁面照明(ウォールウォッシャー)、ファサード照明の直接光として或いは曲げて光の絵や文字を描く電飾として幅広く利用されてきました。ネオンは柔らかで美しい光ですので、直接見せても美しくインパクトがあり、又工事も非常に簡単でした。

LEDライン照明もLEDのギラギラを無くせば、ネオンと全く同じ応用が出来ます。即ち、有害物質規制の問題で使用できにくくなったネオンの代替品として利用できるのは勿論、省エネや長寿命、低電圧などLED照明特有の特長を活かせばネオンよりもっと幅広い応用が期待できます。

 

 

 

 

シリコンライトアルファ・ディフューザタイプ

シリコンライトアルファ・ディフューザタイプ-2

 

 

         
 
 
PAGETOP