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シリコンライトα開発エピソード

シリコンライトα

1.開発の背景

 

近年、LED性能は飛躍的に向上してきました。形状は砲弾型から表面実装型へと変化し、明るさ・寿命など品質や性能が約半年の周期で大幅に向上しています。一方で、砲弾型LEDは市場で年々減少傾向にあり、創業当初からの製品である「シリコンライト」は市場のニーズにあわせた改良が難しくなってきました。

発光効率の良い平面型のLED(表面実装型LED,SMD LED)を使って、シリコンライトのような柔軟性と防水性を兼ね備えた商品は出来ないか?これがシリコンライトαの開発動機でした。

 

2.実現への取り組み

 

近年商品化した「テープライト」は、帯状のFPC基板(フレキシブル・パターン・サーキット)に、トップビュー型LEDを実装したものです。この製品は、LEDの光が照射する方向には曲げることができますが、LED照射方向に対し側面方向へ曲げることはできません。「テープライト」では正面が光るSの字を描くことができないのです。

正面が光るSの字を描くためのLED器具は、携帯電話などに実装されているサイドビュー型LEDをFPC基板に実装すれば簡単に実現できますが、サイドビュー型LEDは長期間の信頼性が必要とされる照明用途として開発されたLEDではないために、短寿命である点やカラーラインナップが少ない、あまり明るくないなどの課題があります。その為、どうしても照明向けラインナップの豊富なトップビュー型のLEDを搭載する必要があるのです。

トップビュー型のLEDと帯状のFPC基板を組み合わせただけでは、「テープライト」の形状しか実現できません。そこで「シリコンライトα」の構想を考案しました。

FPC基板をT字形状に加工し、光の照射方向に対して側面方向に曲がるようにしたのです。

帯状でフラットなFPC基板をそのまま使うのではなく、曲げ加工を施すことによって断面をT字型に仕上げ、T字の上面にLEDを実装することによって実現しました。そのようにして出来た紐状LEDアレイを平編線で連結しシリコーンケースでモールドすれば、「シリコンライトα」が完成します。これにより、従来の「シリコンライト」に比べ数倍明るさが増し、平編線で導電パターンを補強する効果も寄与して全長を5mに延長することが出来ました。

長尺であるために施工時に器具をつなげ合わせる手間が大幅に低減され、次世代に対応できる明るさを実現したことで、屋内外の間接照明用として今までなかった新しいコンセプトを持つ商品が誕生しました。

 

IP67レベルの高い防水性と耐候性がありますので屋外使用も可能で、特にファサード照明では威力を発揮します。アメリカの安全規格ULを取得しているので、火災延焼に対しても安全設計となっています。

 

3.応用

 

天井を照らすコーブライトや壁を照らすコーニスライトなど照明器具が直接見えないように配置する間接照明では、LED蛍光灯で代表されるような定尺の直線型照明器具を何本も繋いで実現する方法が一般的です。この場合、単純な直線だけでなく直角曲げ施工があるようなコーブ、コーニスライトでは、長さを調整するのが大変です。更に曲線でもあればより施工が複雑になります。うまく長さ調整が出来たとしても、器具間の配線接続部では光の暗部が発生しやすく、それを無くす為の器具配置の工夫が必要になります。又、使用する器具本数が増えますと、器具間の色温度バラツキも発生しやすくなります。これらの問題点を解決したのが「シリコンライトα」です。5m長で曲げが容易なこのLED器具を使うと、曲線施工に対して柔軟に対応でき、使用する本数が少なりなりますから、暗部、色温度バラツキが低減できます。

その結果、複雑なデザインの曲線施工など、今までは実現困難だった施工も出来るようになり、取付けも容易ですので施工時間の短縮に繋がります。

 

 

 

シリコンライトアルファインドア

カラーシリコンライトアルファ

シリコンライトアルファツートーン

 

         
 
 
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